その結果、サンジルシ醸造の「料亭赤だし」というのを発見。サンジルシ醸造は三重県の桑名市が本拠の創業200年を超える回船問屋がルーツの会社。赤だしのおひざ元に本拠を構える老舗メーカーですし、そのメーカーの製品だと安心できるとおもった次第です。
メーカーのホームページに‘料亭赤だし50周年キャンペーン開催中!’とありました。結構歴史のある商品で、味は確かのようにおもいます。「料亭赤だし」はシリーズ商品で、スタンダードな「料亭赤だし」の他に、塩分15%カットの「塩ひかえめ料亭赤だし」、だしにこだわった「カップ特選料亭赤だし」、仕込みから減塩した「減塩特選料亭赤だし」、などより取り見取りです。
パッケージに記載の作り方によれば、@お湯を沸かす、Aお好みの具を入れ火を通す、B弱火にしてみそを溶かして一煮立ち、で完成。いつもの味噌汁のように、煮干しやかつお節で出汁をとる必要がないので、かなり簡単です。これなら気軽に赤だしが味わえます。
‘一煮立ち’とは「いったん沸騰させて一呼吸(30秒程度)置いてから、火を止める」というもの。味噌汁は沸騰させずに煮えばな(煮立ち始めた瞬間)で火を止めるのがいいと聞いていたので、これにはちょっと混乱しましたが、調べてみたら、赤だし味噌は豆麹なので味噌を加えた後に煮立たせてもいいそうです。納得。