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2021年05月10日

映画 白い巨塔

 山崎豊子原作の「白い巨塔」は何度も映画やテレビドラマになっていますが、数ある作品のなかでも、最も気に入っているのが田宮二郎主演の1966年制作の大映版です。

 権謀術数の末、医学部教授の座を勝ち取った財前五郎が、誤診の疑いで患者の遺族から訴えられ窮地に陥ります。果たして裁判の行方は?という社会派ドラマ。教授戦の様子とともに医師としての日常が並行して描かれ、緊迫感あふれる展開で、古さを感じさせません。

 モノクロと関西弁のせいか、妙に熱気を感じる作品で、キレキレの野心家である財前五郎は田宮二郎さんのはまり役です。他の出演者も素晴らしく、権力、保身、金、といった様々な欲に突き動かされる登場人物たちを皆さん好演しています。

 財前以外で印象的なのは3人。掃きだめの鶴ともいえる、誠実な里見助教授(田村高廣)、曲がったことが大嫌いな大河内教授(加藤嘉)、そして裁判で決定打を放つ船尾教授(滝沢修)です。

 55年前の作品ですが、おススメです。

posted by yukkuri at 20:41| 芸能・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする