
映画「XMEN:ダーク・フェニックス」は、2019年6月に公開されたXMENシリーズの最新作かつ完結編。ジーン・グレイの中で最強の悪「ダーク・フェニックス」が覚醒。その際、犠牲者が出たことから、XMEN達もジーンの擁護派と復讐派に分裂。プロフェッサーXやマグニートーらXMENの仲間たちが死闘を繰り広げます。
そもそも覚醒した原因は宇宙での事故にあり、これに異星人が関わっていたことから、ストーリーは、ダーク・フェニックス、XMEN、異星人の三つ巴の展開になっていきます。
おなじみのXMENたちが能力を惜しげもなく披露し、ワクワク・安心で観ていられる序盤。ダーク・フェニックス覚醒による喪失感を味わうことになる中盤。ダーク・フェニックスを制御しきれず失神したジーンとともに人間に囚われたXMEN達が収容所へ運ばれるなか、ダーク・フェニックスをわがものにしようと襲ってくる異星人たち。
どのような結果が待っているのかは観てのお楽しみですが、これでXMENシリーズも完結なのかとおもうと感慨深いです。
ウルヴァリンを初めてスクリーンで観たときの高揚感、豪華俳優とキャラのマッチングが絶妙であり、単なるエンターテイメントではなく、人間との対立と融和が根底にあった奥深い旧3部作、XMENの成り立ちからを描いたフレッシュな面々による新3部作、奇妙なTOKYOが登場するウルヴァリンのスピンオフ作品、シリーズに加えるべきか迷ってしまう「デッド・プール」シリーズ、そして「ローガン」。どれも保存版です。